藤沢華道協会につきまして
藤沢華道協会は戦後の疵痕も残る昭和22年秋、戦後の荒廃の中、生きることに追われ誰からも見向かれることなく廃れていく日本文化を目の当たりにし、日本文化を守り、日本人の子悪露から「和の心」と「創る楽しさ」を忘れさせないために、自分たちのできる「いけばな」を通して日本人の心に日本人らしさを取り戻そうと、市川鶴遊氏を発起人に17名の華道家が流派を超えて集まり発足したものです。
「いけばな文化」は自然と共に生きるという生活習慣を持つ日本人ならではの考え方である自然を表面的な美しさだけで見るのではなく、その内面的な美しさに感動し、心を癒し、安らぎを覚える生活文化・生活芸術の代表的なものです。
藤沢華道協会は市展・芸術文化展・協会諸流展をはじめ、市役所の入口でのいけばな展示により、ストレス社会に生きる現代人への心の清涼剤となるべく会員の協力のもと活動を続けております。
「いけばな」に少しでも関心のある方の入会をお待ちするとともに、各会員の教室もご紹介いたします。お気軽に文化団体連合会までお問い合わせください。
初代会長 田津原 楳陽
2代会長 竹内 永光
3代会長 市川 鶴遊
4代会長 増田 喜城
5代会長 長岡 蓉風
6代会長 上條 翠鶴
7代会長 和智 公花
8代会長 長田 華鳳(現)
文責 会長 長田華鳳
下記写真は藤沢市・昆明市友好都市提携40周年記念での「いけばなライブパフォーママンス」の写真です。
今回はなんと9分40秒で活け上げるという超ハイスピードでした。
活け手:長田華鳳 助手:大庭操峯・山口佳珠・瀬尾理祥・杉﨑慧草
花 材:銀香梅、南天、ゴクラクチョウカ、カサブランカ、ダリア、グロリオーサ、ジンジャー、オンシジュウム、他
※作品は、両国の香しき友好が続くことを祈念して香木の「銀香梅」とコロナ禍の「難を転じて福となす」ということを祈る意味で「南天」を主材にしました。